製品により異なる調整の幅
快適な補聴のための様々な性能
補聴器は調整が細かくできるものと、大まかにだけできる製品があることは「専門家の説明や試聴や聞き比べで納得」でも触れましたが、「聞こえと調整を決定づける基本性能」以外にも、より快適に会話を補聴するための性能に様々な違いがあります。
補聴器の主な機能
音声処理精度|音と声の違いをどれだけ正確に選別できるか
指向性|言葉だけに焦点を当てて強調する
雑音抑制|選別した雑音だけをどれだけ下げられるか
衝撃音緩和|突発的な衝撃音だけをどれだけ瞬間的に抑えられるか
ハウリング抑制|音量を大きくした場合にどれだけ嫌なピーピー音を抑えられるか
例えば、換気扇や送風機の音、車の走行音、食器がぶつかる衝撃音など…。
聞こえ方に個人差がある “実生活の中の雑音” や “聞こえ” について、購入後より使いやすく調整してもらいたくなった時のために、そんな機能があるか確認しておくことがとても大切です。