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補聴器を始める時期による補聴効果の違い

衰えた感覚器を “元に戻す” のは難しい

手足などの運動機能や技術・技能は、いずれも使うことで維持され使わないと衰えてしまうものです。
使わない期間が短い場合、運動機能や技術技能を回復させるのは一定の努力でできることかもしれませんが、その期間が長いと取り戻すのは大変です。

同様に、老化で衰えた身体の感覚器も訓練で一定維持されることがある反面、老眼が治ったという話をなかなか聞かないように、一旦衰えた感覚器を元に戻すことも難しくなります。それは言葉の聞き分けについても同じことが言えます。

難聴を放置する期間と補聴器の効果

個人差がありますが、難聴を放置していた期間が短く言葉を聞き分ける脳の力があまり衰えていない場合は、補聴されて届く言葉を聞き分けることができます。

しかし、高齢化に伴い徐々に聴力が低下している長期に渡り難聴を放置しした場合、言葉を聞き分ける脳の力が低下し、大きな音量で補聴器が言葉を明瞭に届けたとしても、それを言葉として聞き分けることが難しくなる方もいます。

補聴器 早期装用のすすめ

音による聴力検査の数値が大体同じであるにも関わらず、同じ補聴器をしても聞き取り効果を感じる方とあまり感じない方がいます。言葉を認識する脳の機能が衰えてからではどんな高性能の補聴器も効果が出にくくなります。そのようにならないためにも、なるべく早く補聴器の装用を検討することをお勧めします。